あらすじ
碓原隼人の当時高校3年生。授業中に窓の外の月を眺めたり、小説を書いたりと進路や受験に集中しきれていなかった。しかし、古文の時間に地面が揺れ始める。中日本大震災が発生であった。
その数万人の犠牲者が発生した大震災から3年。小笠原諸島の父島にある少女が連れてこられる。少女の名前は立花伊吹。震災と同時に発生した墜落事故の生存者。事故後、心神喪失状態だった彼女は義務教育が受けられず、15歳にして、中学校生活が始まる。
令和後の日本が国力を注ぐこととなった月面ロケットの中で、二人を偶然出会う。切なさ、恋しさ、儚さの物語。