あらすじ
才能とは、何だ?
あなたはそう聞かれて、どう答える?
生まれ持った、自分の力か。
はたまた、天からの贈り物か。
そんなものは無い!と、言う人もいるだろう。
私は、才能とは、ただ他人と少し違うだけの箇所なのではないか。そう感じた。
走る才能を持つ者は、ただ他人より走るのが上手いだけ。天才だ!と言われるような者も、ただ他人より少し違う考えを持っているだけ。
このことを才能と言うのなら、それはあるのだろう。
あ、ちがうかも。なんて思ったのなら、それは無いのだろう。
才能の無い者はそれを欲し、才能を持つ者の中にはそれを呪いのように感じている者もいる。
そして長い努力の果てにたどり着いた成果は、『才能』の一言で済んでしまう。
まったく、便利な言葉だよ。
まあ、長々と言ったが、私が言いたいことは…
私は、『才能』という言葉が嫌いだという事だ。
そんな私が書く、この物語。
ちょっと変わった男の、物語。
その『変わった』が才能かどうかは、あなたが判断して、決めると良い。
無理に定義に当てはめる必要は無い。あなたがどう感じたか。
それが何よりも大事な、『才能』なのだ。