あらすじ
大地可南太(おおちかなた)は、3年前の事故で記憶障害になってしまった。
その日起きたことを全てというわけではないが、一部忘れてしまうようになってしまったのだ。
そんな可南太の生活を補助する為に、メモリアというAIの記憶保存装置を普段から使用している。
ある日、いつもと変わらないはずだった朝、登校中に海浜公園内に佇む少女の姿を目にする。
少女は晴れているのに青い傘を差していた。
可南太が太陽の光に一瞬目を瞑ると、少女は忽然と消えていた。
錯覚か幻覚だと決めつけた可南太だったが、どうしてもその少女の姿を忘れられないでいた。
※約4万文字で完結します。