あらすじ
己の才能を信じて疑わない大学生・佐藤翔が掲げる将来の夢は人の心を動かす物語を創る小説家になること。
そのための第一歩として新人賞に応募した翔だったが、結果は一次選考すら通らない惨敗。その後も多くの大賞やコンテストに挑んでみるも結果は変わらず、絶望した翔は小説を書くことが出来なくなってしまう。
叶わないかもしれない夢を追うのが怖い。
報われないかもしれない努力を続ける勇気が出ない。
もう絶望なんてしたくない。
自分にそう言い聞かせるように就職で役に立ちそうなプログラミングの勉強に没頭する翔だったが、その心の裏では小説家を諦めることが出来ずにいた。
これは、そんな夢と現実の狭間で苦悩する一人の青年を描いた数ページの物語である。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。