あらすじ
「桜香る故郷」は、桜エビ加工場を営む家族の葛藤と再生の物語です。主人公の奈緒子は、保育園で娘の咲良を迎えに行った際、作業着姿を恥じていましたが、娘の友達・愛子に「香ばしい匂いがするね」と言われた記憶が彼女の心に残っています。
時は流れ、奈緒子は家業を継いだものの、経営難から加工場をたたみ、朝霞市へ移住。20年間、故郷の桜浦町に後ろめたさから戻ることができませんでした。
ある日、娘の咲良から、愛子が桜浦町にUターンしてゲストハウス「サクラエビハウス」を始めたと知らされます。奈緒子と咲良は故郷を訪れ、愛子のゲストハウスが奈緒子の元加工場を改装したものだと知ります。