あらすじ
平凡なOLの私は、悪役令嬢イザベラの取り巻きに転生した。
主人公でも悪役令嬢でもない私は平凡に生きようとしたが、なぜかイザベラ様の婚約者である第一王子を始め、ゲーム内の攻略対象たちが次々と私に好意を寄せてくる。
「君と話していると心が安らぐんだ」
そう微笑む王子の言葉に、背後から感じるイザベラ様の冷たい視線。さらに、武闘派の騎士団長は私の護衛を志願し、冷徹な宰相補佐官までもが私に贈り物を寄越してくる始末。
(おかしい、こんなのゲームに無かった……)
どうやら私は、乙女ゲームの設定を超えた"バグ"のような存在らしい。それでも私は、地雷を踏まないよう慎重に立ち回っていた……はずなのに。
「お前、まさかこの世界の"真のルート"に気づいていないのか?」
ある日、主人公キャラであるリリアにそう囁かれ、私の運命は新たな局面を迎える――。