あらすじ
新暦「創世暦」の制定。それは銀河全体を統一し、秩序ある未来を築くはずだった。しかし、評議会の掲げた理念は、各惑星の文化や信仰を抑圧し、多くの自治惑星を反発へと導いた。自由と統制の衝突から始まった戦争は、やがて銀河全域を呑み込み、秩序という理想は次第に虚構へと変わっていく。
激化する戦争の中で台頭したのが、精神同調型機動騎士《ギアナイツ》。搭乗者の意志を増幅し、戦場を支配するこの兵器は、銀河の各勢力の象徴となった。しかし、その力は銀河全体の均衡を崩し、さらなる混沌をもたらす。
戦略的要衝である惑星クレストリアでは、崩壊した衛星から放たれた未知のウイルス「イクリプス・ストレイン」が猛威を振るい、感染者たちは暴力と破壊を繰り返した。絶望が広がる中で、銀河評議会はその力を失い、銀河全域が荒廃と混沌に飲み込まれていく。
その中で生まれた少年、リクト・ダーウィ。小さな村で過ごしていた彼は、傭兵団による襲撃の中で幼馴染のアーシャを守ることができず、目の前で彼女を失った。彼の強い願いと悲しみが引き金となり、未知の力――時空を超える「タイムリープ」能力が覚醒する。
過去と未来を行き交いながら、リクトは銀河の歴史を変えようと奔走する。イクリプス・ストレインの発生を防ぐために、戦乱の最中のクレストリアへ向かい、評議会の腐敗と四大勢力の策略が交錯する中で自らの役割に目覚める。
戦火に包まれる未来を変えることができるのか。その先に待つのは、希望の光か、さらなる絶望か――