あらすじ
小学6年生の佐藤美咲は、どこにでもいる平凡な少女。
しかし、彼女には誰にも言えない秘密があった――時折、夜中に「おもらし」をしてしまうこと。
修学旅行を心から楽しみたいと願う美咲だったが、その願いは、初日の夜に無残に打ち砕かれる。
旅館の部屋で起きた「おもらし」が、クラスメイトの莉奈にバレてしまったのだ。
冷酷な笑みを浮かべる莉奈は、美咲の弱みを握り、彼女を支配し始める。
「私の言うことを聞けば、黙っててあげるよ。」
その甘い囁きは、美咲を奈落の底へと引きずり込む罠だった。
修学旅行2日目、莉奈の策略により、美咲の秘密はクラス中に暴露され、バスの中は嘲笑の嵐に包まれる。
親友の彩花は必死に美咲を支えようとするが、莉奈の支配とクラスメイトの冷たい視線は、彼女の心を容赦なく削っていく。
そして、最終日の朝、さらなる悪夢が美咲を襲う。
3晩連続のおもらし。
そして、帰りのバスで、渋滞に巻き込まれた美咲は、クラス全員の前で再び「おもらし」をしてしまい、笑いものとしての地位を完全に確立してしまう。
希望を失い、孤立無援の美咲。
莉奈の要求はますますエスカレートし、クラスメイトたちの嘲笑は止まらない。
このまま、彼女は転落の淵に沈んでいくのか?
それとも、絶望の果てに、わずかな光を見つけられるのか?
少女の心が試される、壮絶な修学旅行の物語が、今、幕を開ける――。