あらすじ
古来より、人を喰らい、穢す魑魅魍魎が跋扈する日ノ本。
その脅威から人々を護るべく、清浄なる力を持つ処女のみがなれる「退魔巫女」たちがいた。
若くして高い潜在能力を秘め、次代のエースと期待される水月 環(みづき たまき)。
黒髪を揺らし、霊気を纏った白刃「白百合」を振るう彼女は、穢れを知らぬ聖女そのもの。
しかし、山里を襲う凶悪な鬼との死闘は、彼女の心身を極限まで追い詰める。
満身創痍で山を下りる環を待っていたのは、さらなる絶望か、それとも…?
清廉なる魂は、過酷な運命にどう立ち向かうのか?
絶対的な力を持つ者は、何を求め、何に涙するのか?
美しくも残酷な和風ダークファンタジーの世界で、希望と絶望、狭間で揺れ動く魂の物語が幕を開ける。