あらすじ
貴族の子女たちが王命によって選ばれ通う、王立ニルヴィア学園。そこは、悪役令嬢・悪役令息としての“立ち回り”を学ぶ、王国でも特殊な教育機関だった。辺境伯令嬢アクヤは、その目的も知らぬまま入学し、困惑しながらも課題に向き合い続ける。演出としての挑発や威圧、上品な嫌味──どれも慣れないながらも、懸命に学ぼうとしていた。けれど、周囲に伝わるのは、思ってもみなかった形ばかり。真剣な努力が、なぜか“尊い”という評価になるこの世界で、アクヤは今日も戸惑いながらも真面目に悪役令嬢を目指し頑張るのだった。