あらすじ
※この物語は『悪女な公爵令嬢は冷酷辺境伯に溺愛される』の続編ですが、この物語だけでも楽しんでいただけます。もし、読んでくださって気に入っていただけたら、前の物語もぜひ! お楽しみください!
【あらすじ】
自分を悪女だと思いこんできた不遇な公爵令嬢と血みどろ伯爵の異名を持つ冷酷辺境伯――二人はいろいろなことを乗り越えて互いを知りながら、惹かれ合っていった。
義母の陰謀など、様々な困難を乗り越えて気持ちが通じ合ったエステルとクラウドは、忙しいながらも幸せな日々を送っていた。
クラウドはいよいよ稼働した魔石鉱泉とエステルを巡る国王との対決に向けて策を講じ、エステルは『記憶の花』から抽出できる魔力でトレンメル領民を救う感染症の薬の研究を続けている。
そんな二人の元に、隣の領地から遣いがくる。
隣の領地のバルテン侯爵が魔石鉱泉の商談をしたいと申し入れてきたのだ。
国王との今後の関係を考えると、バルテン侯爵領は要衝であり、関係を悪くしたくないクラウドは渋々申し入れを了承。
クラウドが嫌な顔をする理由は、かつてバルテン侯爵令嬢がクラウドの花嫁候補だったことにあるらしい。
その侯爵令嬢フローラが父侯爵と一緒にトレンメル領に来たことで、エステルの心や周辺はざわついていく。
フローラがやってきたことで波紋が広がる中、エステルはクラウドがエステルとの結婚を本当は後悔しているのでは、と思い始める。
疑問が確信に変わったとき、エステルは決意する。
『クラウド様がフローラ様と一緒にいられるよう、離婚をしてわたしとの望まぬ婚姻からお救いしなくては』
エステルはクラウドとの別れの準備をしながらも、『記憶の花』から癒しの薬を作る研究を完成させ、それをトレンメル領に残してからでなくては去れないと思い、一心不乱に研究を続ける。
クラウドはエステル一緒にいたいと望みながらも、薬草研究に忙しいと言うエステルに無理強いもできず、政治的戦略のためにバステル侯爵の目のご機嫌取りのためにフローラの相手をしている。そして、それが理由でエステルが離れていってしまうことに悲しみと焦燥を感じていた。
すれ違う二人はフローラの計略により離婚させられてしまうのか――?
そんな中、王都からの急使がやってきて?
エステルとクラウドの物語、第二弾。