あらすじ
政略結婚。
それは、侯爵令嬢アルテッツァにとって“感情を持ち込まない平穏な人生”を守る最後の手段だった。
相手は冷徹と名高いヴォルティア大公アレクセイ。お互い干渉せず、愛もしない――そんな「白い結婚」の契約を交わしたはず、だったのに……。
「君に寒さは似合わない。膝掛けを届けさせよう」
「庭の花は、君の好みに植え替えておいた」
「……朝は、君と一緒に紅茶を飲むと決めた」
――なんだか、大公閣下がどんどん優しくなってきている気がしますわ!?
さらに社交界では「大公妃は愛されていない」と嘲笑され、令嬢たちからの嫌がらせも勃発。だが、誇り高きアルテッツァは黙って耐えるような令嬢ではない。優雅に反論し、知識と機転で堂々と“論破”していく。
しかもその裏では、冷酷なはずの大公閣下が、こっそり彼女を守るように動いていて……?
そして明かされる、夫の“隠された想い”と、白い結婚の裏にあった真実。
さらに、過去に彼女を傷つけた元婚約者や令嬢たちには、甘くは済まされない“ざまぁ”展開も!