あらすじ

もしも、東京が戦場になっていたら――

昭和二十年、八月。
原爆も講和もなかった世界で、帝都・東京は炎に呑まれる。
逃げ惑う市民、崩れゆく大義、飢え、狂気、そして「言葉」。

徴兵を免れたはずの詩人・沢井遼は、銃を渡され、防衛線へと放り込まれる。
彼が最後まで手放さなかったのは、引き金ではなく、一冊の詩稿だった。

「生きるために、詩を書いたのではない。
 死ぬまで、詩を書いていたかっただけだ。」

これは、“本土決戦”というもしもの地獄で、
名もなき一人の青年が綴った、
誰にも読まれないはずだった敗戦詩篇。

焼け落ちた街で、彼は何を見たのか。
そして、何を遺したのか――

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アルファポリス
アルファポリス2025/05/03
  • 現在の作品帝都炎上 ―八月、死ニ至ル街―