あらすじ
春。女子大生の伏間 藍(ふすま あお)は、半ば強引に“譲り受けさせられた”祖母の家に住むことになった。
そしてその家は、“七界”をつなぐ要だった家――
神界、仙界、精界、妖界、魔界、鬼界、そして人界。
藍は「調節師」として、相棒である“知恵の結晶”と共に、世界の間に潜む“カタヨリ”を調える役目を担う。
“界”にカタヨリが過ぎれば、境界は歪み、世界の均衡は静かに崩れはじめる。
科学か、非科学か。
善でもなく、悪でもなく。
滅せず、壊さず、ただ調える――
これは、ひとりの女子学生が、さまざまな狭間で、世界の均衡に奔走する物語。