あらすじ
KAC2025 第一回目お題:ひなまつり
この作品は自作「アキバの探偵事務所には閑古鳥が鳴く」のサイドストーリーです。
【あらすじ】
アキバの外れ、雑居ビルの2階にとある探偵事務所があった。
探偵業は全く流行っておらず、所長の篠原は階下にあるリサイクルショップでアルバイトをする日々。
昨日も、ビルの大家でリサイクルショップのオーナーでもある老婆に、嫌味を言われながら在庫整理に追われていた。
たまに来るのは人探しやペットの捜索。不倫などの素行調査。
その合間に持ち込まれる案件は、何故か不思議な話ばかり……。
篠原は怪奇現象など全く信じていないのに、助手の小夜子がそういった界隈の話を好んで集めてくる。
ほら、今日も怪しい悩みを抱えた依頼者がやって来たようですよ……。
【登場人物】
篠原 月(しのはら ノチェ)
篠原探偵事務所の所長。元弁護士で法律に詳しく現実的。瞬間的な記憶力や空間認識能力に優れている。霊感はないし霊的な物を信じていない。
育ての親にあたる祖母は政界に通じる高名な占い師(ただし、ノチェいわくインチキ占い師)
大家さん
篠原探偵事務所が入る雑居ビルのオーナーである老婆。
ノチェの弁護士時代の元顧客。
ビルの一階でリサイクルショップを営んでおり、ノチェがよくバイトをしている。
口も性格も悪い。
古城 小夜子(こじょう さよこ)
篠原探偵事務所でアルバイトをする、青葉大2年の女子大生。篠原の遠縁(ハトコ)にあたる。オカルトや心霊現象に興味津々だが霊感はない。怪奇雑誌ヌーが愛読書。幼い頃に祖父の莫大な遺産を相続した。
三崎 楓(みさき かえで)
小夜子と同じ青葉大2年の同級生。地方の旧家出身。ストーカー被害をノチェに解決してもらった。不思議な声を聞く。
樺山(かばやま)
通称カバ山。渋谷にある松濤署の生活安全課刑事。
ノチェの高校の後輩にあたる。