あらすじ

――私の名前は、神代紫。  あの日、あの朝、私は、夢を見た。幼なじみの智絵里――誰が見ても息を呑むほどの、超絶美少女――に、こっぴどくフラれる夢を。  問題は夢から覚めた後、胸を締め付けるこの痛みが、紛れもない「悲しみ」だと気づいてしまったこと。  そう、私は、智絵里のことが好きだったんだ。  今まで、恋愛なんてものには全く興味がなかった。漫画やドラマの中の出来事のようで、どこか他人事のように感じていた。それなのに、今、この胸を焦がすような想いは何なのだろう。戸惑い、動揺、そして、ほんの少しの、甘い期待……。  嘘はつけない。自分の気持ちに、嘘だけは。  どうすれば、智絵里との距離を縮められる? 今までみたいに、ただの幼なじみとしてじゃなくて、もっと特別な存在になるためには、どうすればいい? 私には、恋の駆け引きなんて分からない。そもそも、駆け引きなんてしたくない。ただ、真っ直ぐに、自分の気持ちを伝えたい。  でも、怖い。またフラれるのが、怖い。夢の中の出来事とはいえ、あの時の智絵里の冷たい視線が、今も胸に突き刺さっている。  だから、今はまだこの想いを胸に秘めておく。智絵里が、私を好きだと、確信できるその時まで。それまでは、自分だけの答えを探すんだ。恋に不器用な私なりの、たった一つの、真実の答えを。 ※ 更新量は不定期、できるだけ毎日を目指します。

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カクヨム
カクヨム2025/03/01
  • 現在の作品夢の中で幼なじみに鼻ナポ告白してフラれたんだけど、これって現実でも脈なしってことですか?