あらすじ
「治療費を……貰いに来た」律は無口な銀髪の天使に馬乗りされていた。
律は治療費を返すために、悪い願いの具現体――魔物を倒していく。
しかし、天使は律に「絶対に死んでほしくない」らしい……。
この世界では人の願いが奇跡となる。
奇跡によって起こることは様々だ。ある者は異能と呼ばれる特殊能力を発現させる。ある者は魔物と呼ばれる厄災を生み出す。
両者の間にある違いは、奇跡の元となった願いが悪い物であるかどうか。
主にこの世界では異能によって魔物を駆除していくのだが……律は異能を1つも持っていなかった。奇跡はただ願えば起こせるような物ではなかったのだ。
そこで、律は魔物を別の方向から倒すことを決意する。
それは魔物を生み出した人間の願いを消すことだ。
そうすることで願いの力を失った魔物は大幅に弱体化するのである。
この物語は律が天使の力を借りながら、魔物の元凶を探していく非テンプレな、ラブコメあり、バトルあり、推理要素ありの闇鍋ライトノベルである。