あらすじ
「俺が、勇者になるしかない」
自分がやり込んだゲームに転生し、グリードと言う名前を授かった少年は、そう決意した。
フリードエンディングと呼ばれるゲームの世界。
そのストーリーモードで主人公にして勇者を務めるはずだった存在は、負けイベで死んでしまった。
ゲームでは死ぬはずがなかった勇者。そして、勇者が居なくなれば、8年後に世界滅ぶ。
グリードは、自分が勇者の代わりをやるしかないと考え、ストーリーを追いながら魔王討伐の準備を始めた。
それから3年後、物語は動き出す........はずだったのだが、初期武器に棺を選んでしまったせいで仲間イベントで仲間になるはずだった者は仲間にならず、代わりに仲間になったのはバットを担いだ目つきの悪い女。
更にはイベントに出てこないはずの敵が出てきたり、聖女に異端者と間違われる始末。
「何もストーリー通りに進まねぇ!!」
ストーリー?ナニソレオイシイノ?と言わんばかりに逸れまくるストーリー。
ゲームと似て非なる世界で、果たしてグリードは勇者となり魔王を倒せるのだろうか?
ゲームの知識は使いながらも、ゲームと現実の外に振り回される代役の勇者の物語が今始まる。