あらすじ

人気のない公園の片隅に、ひっそりと佇む古びた祠があった。
赤く塗られた小さな鳥居は色褪せ崩れていた。
そして苔むした石段は大きく割れて普通の石段だとは誰も思わないだろう。
かつては多くの人が参ったのであろうその祠は見る影もなく「廃墟」だった。
そして最後の柱が崩れる時、御神体の傍らで小さな妖怪は思い詰めた眼をしていた。
もう答えてくれない御神体のため人を騙してでも、御神体を守る、そう決意する。
御神体は神である、神は嘘など許さない、つまり自分も許されないだろう。
でも妖怪はそれでも良いと思った。

そして騙されたのが裕太だった。

でも裕太は騙されたとは思っていない。

それは退屈な毎日から自分と友人、それに最近ボケ始めた曽祖母ちゃん(ひいばあちゃん)を物語の主役にしてくれたのだから。

始まりは小さなh妖怪の嘘からだった。
でもそれは
御神体様と僕、友人
それとちょっとボケた霊能ひいばあちゃんの新しい物語の始まりだった。

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アルファポリス
アルファポリス2025/02/28
  • 現在の作品燈にそっと息を吹きかけて