あらすじ
時は明治。子爵家の跡取りである千種有恒は、親友である桐原忍と、自邸の庭で邂逅する。千種は、彼が五体満足で自分の目の前に現れたことに動揺した。何故なら、彼は自分の指示で暴漢に襲われ、ここに居る筈がない人間だから――
『君は僕の大切なものを奪った。だから、同じことをしてやろうと思ったんだ……』
画学生である二人の青年と、一人の少女。三人の感情の縺れる先に待つものは。
終わらない夢の世界へ――
*『オレは視えてるだけですが』の中の「胡蝶」というキャラクターの過去とリンクした作品となっています。