あらすじ
愛する家族を奪われた最強の暗殺魔導士は、すべてを失い復讐の鬼となる――。
かつて「国を影から支配する組織」で 最強の暗殺魔導士 として恐れられた男、ブラッド。
その名を囁くだけで、悪党どもは震え上がった。
だが、ブラッドは組織を捨てた。
愛する妻と、可愛い娘と生きるために。
ところが組織はブラッドを手放さなかった。
組織は、ブラッドの家族を奪い、すべてを焼き尽くした。
怒りに燃えたブラッドは、復讐を果たすべく、たった一人で組織のアジトへと乗り込む。
家族を殺害する命令を下した代表ヴァルブルガを、この手で葬るために。
しかし、ブラッドが出会ったのは——。
「……あなた、誰?」
そこにいたのは、失った娘と同じ四歳児の姿をしたヴァルブルガだった。
元のヴァルブルガに復讐を果たすためには、彼女の記憶を取り戻させるしか術がない。
ブラッドは、仕方なく幼児ヴァルブルガと記憶探しの旅に出ることに……。
「ブラッドと旅をするの、たのしい! ヴァル、ブラッドといるの、だーいすき!」
記憶を失い、何も知らぬ幼子のようにブラッドに懐くヴァルブルガ。
——絶対に気を許すわけにはいかない。ヴァルブルガは俺の仇なのだから。
しかし、ブラッドは少しずつヴァルブルガに絆されていき……。
最強のおっさん×ラスボス娘、逃亡と復讐の旅がはじまる!