あらすじ
役目を失い冒険者になることにした主人公のカテンはダンジョン攻略初日に【鑑定士】スキルの無意味とも思える重量判明機能によって前職の日給よりも稼ぎ周囲に驚かれてしまう。
彼は元々ギルドで冒険者のステータスやアイテムなどの鑑定係として働いていた。
しかしある日魔道具『ステータスプレート』の登場によって職場での自分の存在価値がなくなったことを悟り、お世話になったギルドに迷惑をかけないよう退職届を提出する。
身寄りのないカテンに次の当てもこれから勉強し直して資格を取る気力もなく手っ取り早くなれる冒険者として生きていくことを決意する。
ギルド勤だったことからも冒険者が危険な仕事であることはわかっていたため彼は初めから低階層で細々と安全に生きていくつもりだった。
初めてのダンジョンで無意味とわかってながらも試しに何度か魔物に対してスキルを発動してみる。するとそこである法則に気がつく。
そしてこれはカテンがまだレベル1だった頃の話、スキルは使用者のレベルに合わせて成長する。
そこから魔道具では得ることのできない、【鑑定】のスキルでしか知ることのできない情報で彼はいずれ攻略最前線まで上り詰めてしまう。
不要スキルと言われる【鑑定士】の成り上がりが今始まる。