あらすじ
婚約破棄、爵位剥奪、そして追放――。
公爵令嬢 エヴァ・ローレンス は、王太子 レオポルド によって舞踏会の場で婚約を破棄され、すべてを失った。
新たに聖女として迎えられたのは、平民出身の少女 セシリア。
「お前には愛がない」と罵られ、実家も没落し、絶望の底に突き落とされるエヴァ。
しかし、彼女は決して屈しなかった。
残されたのは、彼女自身の 知識と才能 だけ――。
宝石加工と魔法の技術を頼りに、商業都市 オルディア へと旅立ち、そこから 新たな人生 を切り拓いていく。
やがてその名は「オルディアの宝石姫」として広まり、隣国 エルヴァンの若き皇帝アレクサンドル との運命的な出会いを果たす。
一方、エヴァを追放した王国は、セシリアの偽りの聖女としての正体が暴かれ、経済の崩壊、貴族の動揺、民衆の不満によって没落の一途を辿る。
「エヴァを追放したのは誤りだったのでは…?」
後悔に苛まれた王太子レオポルドは、エヴァを取り戻そうとするが、時すでに遅かった。
「私はもう、王国の民ではありません」
過去の栄光にすがる者たちを振り切り、エヴァが選ぶのは 新たな人生と未来。
アレクサンドルと共に歩む決意をし、皇后として国を導く道を進んでいく――。
「これは、運命に抗い、自らの輝きを取り戻す物語。」