あらすじ

アルムグレーン侯爵夫人は馬車に揺られながら腕を拱いた。 可愛い孫からの手紙に「好きな子がいるけど卒業まで様子見かな」と書いてあって「我が孫ながら……」と溜息を吐いた日を思い出す。 あの子が手を出すのを躊躇うくらいだ。相手方に何かしら問題があって、その問題の解決が卒業後になるだろうと見込んでいるらしい。 何を悠長なことを。 祖母に“知られても構わない”相手ができたというのに“見てるだけ”のつもりだとは。暢気なところは祖父に似たに違いない。 孫の尻を叩けるのは自分だけだ。 意を決したアルムグレーン侯爵夫人は結婚後数十年ぶりに初めて祖国に戻る決断を下す――。 ※孫メインの話。おばあちゃんはそんなに出て来ません。

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小説を読もう2025/02/24
  • 現在の作品とある伯爵令嬢の諦念とそれから。