あらすじ

中村 詩音は、病気で亡くなった恋人を救う方法を見つけるために、全国を巡っていた。  ある時、亡くなったはずの恋人と瓜二つの人と出会う。  最初は恋人が蘇ったと思ったが、そんなことはあるはずがないとすぐに落胆した。  しかし、彼女は「私もあなたの旅についていってもいい?」と聞いてきた。  なぜそう言うわからなかったけど、断る理由もなかった。だから一緒に旅をするようになる。  一方、彼女は病気で命が長くないから、永遠に感じられるものをずっと探していた。  一人では見つけられず、彼のそばにいるともしかしたら何かわかるかもしれないと思い、彼の旅に同行する道を選んだ。  彼と旅をしていく中で、様々なことを知り考え、『永遠』とは『人を思うこと』だとわかった。人を思うことに終わりはなく、たとえその人が亡くなっても他の人にバトンが渡されると思うことができた。  彼女が永遠を見つけ、病気も奇跡的になくなったことから、自分の罪を彼女に告白し、亡き恋人をなんとかして救いたいと思っていることを伝える。  でも、彼女に恋人を救うことはできないと言われる。  むしろどんな人でも亡くなった人を救うことはできないと強く念を押される。  今までしてきたことは無駄だったのかと絶望する。  しかし、彼女が亡くなった人のために生きている人ができることを教えてくれた。それは今自分が幸せであることを伝えることだった。

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カクヨム
カクヨム2020/09/19
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