あらすじ

マンションの殺人事件で被害者の友人に呼び出された“私立探偵”桐原惣介。 ミステリーに異常なほど詳しいものの、肝心の捜査にはまるで興味を示さず、「警察が動けば十分」と言い放つばかりだ。 依頼人が苛立ちと不安を募らせる中、桐原は冗談めかした説教を繰り返し、探偵免許の有無も曖昧なまま。 やがて警察の捜査が進んで犯人は逮捕され、事件はあっさりと決着する。 実は桐原は“探偵ごっこ”に興じるただの一般人にすぎず、“名探偵の華麗な推理”など幻想だと突きつける結末に、周囲は言葉を失う。 探偵が動かなくても真実は暴かれるという、皮肉に満ちた物語が、虚構と現実の境界を鮮烈に問いかける。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/02/21
  • 現在の作品探偵、動かない