あらすじ
「呪われた娘」と蔑まれ、家族からも見捨てられた公爵令嬢ロミー。
唯一の味方だった母を失い、孤独な日々を送る彼女に持ち上がったのは、侯爵家の嫡男・レオンとの婚約話。しかし、顔も姿も見せないロミーを「呪われた醜女」だと決めつけたレオンは、翌日には婚約を一方的に破棄する。
家族からも嘲笑われ、さらなる屈辱を味わうロミー――だが、その場に現れた王太子アレクセイが、彼女の運命を大きく変えた。
「面白い。そんな貴族社会の戯れ言より、お前自身に興味がある」
そう言ってロミーを婚約者として迎えた王太子。
舞踏会でフードを剥がれ、その素顔が明かされた瞬間、誰もが息を呑む――
ロミーは呪われた娘などではなく、絶世の美貌を持つ先祖返りのハイエルフだったのだ!
彼女を蔑んだ家族と元婚約者には、身分剥奪と破滅の裁きが待っている。
一方、ロミーは王妃となる道を歩みながらも、公爵家の地位を保持し、二重の尊厳を持つ唯一無二の存在へ。