あらすじ
ギルドでとあるメンバー募集の掲示板を見た。
募集名は【勇者パーティ:強い荷物持ち募集】と書かれていた。
田舎からやってきたばかりで都会のことなど何も知らなかった俺はこんなタイミングで募集しているなんてこれは運命だと思い、そのパーティに入ることにした。
12歳くらいの生意気そうな女の子がリーダーであり、それ以外の3人も全員女性だった。
少しの下心をいただきながら、契約書を書きメンバーになったのだが、それは勇者パーティなどではなかった。
リーダーの自称勇者のメスガキは生意気なだけで戦闘は全くできないし、魔法使いのお姉さんはいつも二日酔いでついてくるのがやっとだし、戦士は基本的にひきこもりでいつも箱の中に入りながら移動してるし、元シスターで盗賊の職業になった彼女は物を盗むなんてできないとか言うし...結局、いつも俺一人でモンスターを倒すも役職は荷物持ちのため報酬は1割ももらえていなかった。
しかし、契約を交わしてしまったため、パーティを抜けることもできず、今日も仕方なく最強の荷物持ちとして冒険に出るのだった。