あらすじ
異世界から、現代日本へ。
ムダル大陸中央に位置する人間の帝国アル=カザンサは隆盛を極めていた。
5年前、ムダル大陸北端、通称『絶望岬』にて魔王城が復活し、魔王軍は見る間にその勢力を拡大していった。
魔物に故郷を奪われた領民たちが流れ込み、帝都は人に溢れ、住処を持たぬ者が増え、治安は悪化の一途を辿っていた。
皇帝の勅命により、大陸全土から戦士たちが集められた。
目的は魔王討伐、ただひとつ。
こうして結成された『帝国騎士団』の団長は『女』だという。
完全実力主義の騎士団で、若くして騎士団長の座に上り詰めたこの女は、『軍神の加護』を受け、幼い頃より生活のすべてを鍛錬に捧げてきたという。
暴風の名を持つ魔剣ヴェンダバルを御す唯一の人類。剣に選ばれし剣士。最強の名をほしいままにするこの女に、国民はすべての望みを託した。
目指すは魔王城。帝国に平和を取り戻すのだ。
民の期待を一身に背負い、帝国騎士団は進軍する。
喊声を上げよ!
いざ、決戦の刻!
次回、帝国騎士団、全滅。