あらすじ
子爵の娘として生まれたアンティークは前世の知識を使い、家や婚約者の役に立とうとしていた。
しかし彼女がいるのは「女と鏡台は、静かで美しいものに限る」とされるイースタリア神国。
彼女のがんばりで婚約者は出世したものの、その功績は認められることはなかった。
それどころかアンティークはまわりから【古家具令嬢】と蔑まれる。
そして迎えた結婚式では実の妹に飛び入りされ、婚約者から婚約破棄を言い渡されてしまう。
このイースタリアでは婚約破棄された女に未来はない。
絶望に打ちひしがれるアンティークだったが、その前に【暴君】と呼ばれるファルネロ公爵が現われる。
「新婦が飛び入り参加したんだ、なら新郎が飛び入り参加しても問題ないはずだ」
これは古家具と呼ばれた令嬢が、暴君の手によって本当の幸せを手に入れる話。