あらすじ

主人公――エモ・スギルは勇者のファンである。 常に勇者を追いかけその旅を観察しており、ほぼストーカーなのである。 そんな陰ながら応援していた彼も、勇者が遂に魔王を討滅したことで、歓喜のあまり拍手を送った。 「素晴らしい。実に素晴らしいよ! 僕の予想を上回った! 流石は勇者だ」 「……お前は一体」 「僕はね、君がここまで成長するのをずっと見守ってきた。嬉しいよ、これまでの君の戦いは全て僕の手の上だ(この魔道具で撮影した)」 「なん、だと……」 偶然に偶然が重なり、主人公は黒幕と認識されてしまう。 翌日には指名手配され、国から追われ、さらに悪人から何故かリスペクトされてしまう。勝手に部下を名乗る悪人達が暴れたことで、余計に立場が悪くなっていく……。 「僕が捕まらないのは、この悪人達のおかげだけど……」 もし、主人公が実はよわよわの一般人だとバレたら、殺されてしまうし、運が良くても一生牢獄で暮らすことになる。 何としてでも、隠し通すしかないのだ! これは――悪のカリスマキャラを演じるしかなくなった主人公の物語である!

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カクヨム
カクヨム2025/02/14
  • 現在の作品ただの後方腕組転生者、うっかり勇者に拍手を送ったら黒幕扱いされる。