あらすじ
俺は気がついたら、超大作RPG「アルカイア」の悪役貴族に転生していた。
エルマ・シャリエ。
作中では悪役貴族として描かれている彼だが、よくよくストーリーを読み込んでみると、案外不遇の時を過ごしていたりする。
どうにか追い込んだ強敵をすんでのところで勇者たちにかっさらわれたり。
よくよく考えてみると別に悪口でも何でもないのに、勇者たちに何故か目の敵にされていたり。
挙げ句、「お前は屑だが、最高のライバルだ!」とか勇者に言われながら何故か戦闘することになり、過剰な魔法で惨殺されることとなる。
いやいやいや、可哀想すぎるだろ!
てかマジ勇者最低だな!
しかも勇者は最終的に、エルマの丹精込めて作った武器を手にハッピーエンドを迎える。
逆にエルマのその武器がなかったら勇者たちではまるで刃が立たないレベルの相手だっただろう。
そんな無能な勇者に惨殺されるちょっと口の悪い悪役貴族に転生してしまった俺は、力をつけて勇者たちを蹂躙しながら自分でハッピーエンドを掴み取ります。