あらすじ

両親と血の繋がらない妹には全てを奪われ、愛していたはずの幼馴染の和正に裏切られた少女陽子。 家族や使用人達に虐げられる日々を送っていた彼女な唯一の味方が不思議な白鷺だった。 ある日、陽子は無実の罪を着せられ住んでいた村を追放された挙句、妹が放った刺客達に襲われてしまう。 命が尽きようとした時、白鷺は美しい銀髪の男の姿に変身する。 男の正体は龍神・信。 彼は傷ついた陽子を治し求婚。陽子も困惑しながらそれを受け入れる。 雪九尾のつららや化け狸の紅葉達に囲まれながら、他の妖と仲良しになったり、信の好物を作ったりする等、実家では味わえなかった幸せな時間を過ごす。 だが、そこにも玲奈の魔の手が忍び寄る。 龍神の噂を聞いた玲奈は強引に顔合わせの儀を行い接触を試みたのだ。 陽子は、また和正のように奪われてしまうのではないかと恐るが信は必ず帰ってくると約束する。 当日の朝、不安がる彼女に海で見つけた擦り硝子の桜をお守りとして渡す。 いざ玲奈に会ってみると信は彼女に不快感を感じ「お前のモノにはならない。俺には大事な花嫁がいる」と告げて玲奈をへこませるがそんなことで諦める女ではなかった。 泣き縋る玲奈の為に継母は式神を使って龍神の花嫁を探る。 何も知らない信と陽子は二人でお出かけという名のデートに向かう。 だが、その時、玲奈の継母が放った式神により陽子は攫われ信と引き裂かれてしまう。 龍神の花嫁が陽子だと知った玲奈と継母は彼女を拷問を加えながら攫い信と離縁しろと迫る。信に幸せを与えられた陽子はその脅迫に必死に抗う。 自分の目の前で愛する陽子が攫われたことに怒った信は玲奈の元に突撃。 和正に襲われかけていた陽子を間一髪のところで救い出した信は、玲奈達に罰を与え、亡き父親との約束である蛇神の復讐を遂に果たす。 蛇の怨念の呪いを受けた玲奈は、壮絶な痛みに耐えきれず絶叫しのたうち回る。他の者も罰せられ絶望のどん底に堕ちていった。 陽子は信の鼓動を感じながら、再びこの人に会えた喜びと、この人の妻になれたことを心の底から喜んだ。 陽子は無事、玲奈から龍神の巫女の名と癒しの異能、そして、母親の形見である紅珊瑚の簪を取り戻すことができた。 周りの状況と陽子の心身を考慮して婚姻の儀は一年後の桜が咲き誇る春に執り行われることになった。

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小説を読もう2025/01/27
  • 現在の作品白鷺と銀の龍神の最愛(長編版)