あらすじ

高校二年生の夏。  授業をサボりすぎて教師に怒られた時雨月華(しぐれ るか)は、暑さから逃げるように校舎裏へと一人で向かう。  するとそこには少女が一人おり、その少女は何か悲しいことでもあったのか、膝を抱えて一人で泣いていた。  その少女が何故泣いているのか興味が湧いた月華は、持ち前のマイペースさで少女が泣いているにも関わらず話し掛けると、何とその少女は文武両道、容姿端麗で有名な同じクラスの夜月輝璃(よづき かがり)だった。  そんな高校一の有名人が一人で泣いている姿を見て、さらに興味が湧いた月華は、輝璃が泣いている理由について尋ねる。 「なんかあったの?」 「私…彼女がいるんだ」  泣いていた輝璃から聞かされた話は、これまで普通に生きてきた月華とは無縁の話で、だからこそ月華はもっと輝璃のことを知りたいと思うようになり、それからは自ら積極的に輝璃へと絡んでいくようになる。  そうして校舎裏という人気のない場所で偶然出会った二人は、最初はぎこちない友達から始まり、普通の友達に、そしてとあることをきっかけに浮気までしてしまうのであった。  月華は言った。  私は他人に興味がないのだと。  輝璃は言った。  私は本当の自分を見てくれる誰かと一緒にいたいのだと。  これは、他人に興味がなく、いつもつまらない日々を過ごしていた月華と、人気者がゆえに、普通の友人や恋人という関係に憧れている輝璃が、様々な経験をして成長していく物語り。  友達から始まり、浮気までしてしまった二人の関係は、果たしてどこへと行き着くのだろうか。  それはまだ、本人たちですら分からないのであった。

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カクヨム
カクヨム2025/02/12
  • 現在の作品二番目でよかった私は、今日も君に愛される。