あらすじ
夫のドリスコル公爵は、既婚者でありながら妻以外の女性に心酔していた。
想い人の従妹コリーンを公爵邸の離れに住まわせ、入り浸る日々。
お飾りの妻である私ソフィア・ドリスコル公爵夫人は、冷え切った夫婦関係とコリーンの取り巻きによる冷たい視線、社交界からの嘲笑う声にほとほと嫌気が指していた。
そんな中、パーティーで異国の騎士と出会う。
意気投合して酒を酌み交わし、気付けば一夜を共にしていた。
妊娠発覚により私はドリスコル公爵家から離縁され、実家のマクローリン侯爵家からは勘当され、身重な身体で隣国にいる祖父ウェルトン前辺境伯を頼る。
辺境伯家の人々の助けを借りて、女児を出産。
私を探す異国の騎士によって、祖国は戦火に巻き込まれる。
やがて辺境伯家まで私を追いかけてきた、あの騎士の正体は──…。