あらすじ

結婚って、ふたりで決めるものじゃなかったの? 庄司翔との結婚を控え、同棲を始めた大川灯里。 穏やかで優しい彼との未来に希望を抱いていたはずなのに、 打ち合わせのたびに顔を出すのは――彼の「姉」。 離婚経験のある姉・美月は、翔の人生に強く介入し、 式場、入籍日、指輪のデザインまで「助言」と称して仕切ってくる。 そしてそれに逆らえず、ただ従う彼。 「翔と結婚するってことは、この姉とも一生つきあうってこと?」 「私は、“誰かの失敗の代わり”になるために結婚するの?」 積み重なる違和感の果てに、灯里が出した答えとは―― これは、誰かの人生ではなく、 “自分の人生”を取り戻す、ある女性の再出発の物語。

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