あらすじ

「このお弁当を食べているのは誰・・・?」 幼い頃、料理番組を見て「大切な人のために料理を作る」ことに強い憧れを抱いてきた主人公・鈴音は、友人の誘いで渋々参加した飲み会で現在の旦那である数馬と出会い、20歳で憧れの結婚を果たす。 専業主婦として夢の生活をスタートしたが―― 5年後。彼女は、<愛妻弁当>を作りながら、大きなため息を吐いていた。 夫は順調に昇進し、休日も買い物のために車を出してくれる優しい人。 しかし、ここ数年はどこか上の空で、残業や接待も多く、夜の営みもめっきりない。 自分の幸せを確かめるように、愛妻弁当に愛情たっぷりのメモを添える。 『今日も、お仕事頑張ってね』と、にっこり可愛い笑顔のマークを添えて。 数日後―― 帰宅した夫から「今日もうまかったよ」と弁当箱を受け取り、箱の裏に一枚の付箋が貼り付いていることに気がつく。 そこには、丁寧な文字でこう記されていた。 『卵焼きの味付け、変えましたか?』 それからというもの、連日弁当箱には、謎の付箋が――。 おそるおそる夫の文字と比較してみると、明らかに別人の文字であることが判明。 突如、平穏な日常に割って入って来た付箋の存在が、夫婦の信頼、はたまた鈴音の女性としての生き方に大きく切り込んでいく。 数馬の浮気疑惑も重なって、混乱する鈴音を救ったのは、姿の見えない男の子の優しく丁寧な文字。 鈴音の心には、いつしか淡い恋心が芽生えはじめ…。 【クレジット】 猫野ゆきち(シナリオ) 白水汰一(ネーム) 堀越有紗(キャラクターデザイン) MUGEN FACTORY(制作・プロデュース)

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