あらすじ
主人公の木村卓三はよくいる陰キャの高校2年生。幼馴染の小池一平と共に地元の高校に通っている。
卓三はとある悩みを抱えていた。
それは周りの人間から受ける自分と幼馴染の「扱いの差」である。
幼馴染の一平は古今まれにみるイケメンだった。それに対し卓三は陰キャ特有の冴えない顔をしている。故に周りの人間から受ける扱いにかなり差があったのだ。
もちろん卓三もイケメンと陰キャの扱いに差があることぐらいは知っている。イケメンの方が当然受けられる利益が大きことも。
しかし「とある事件」を皮切りに、彼のその悩みは一層深刻なものになってしまう。
一平と「全く同じ行い」をしたのにも関わらず、片や賞賛を送られ、片や逆に悪態をつかれてしまったのだ。
この扱いの差はあまりにも酷すぎないかと彼は心を痛ませた。
時を同じくして、幼馴染の一平もまた悩みを抱えていた。
彼の悩みは「モテすぎる」事についてだった。
「俺からすれば、タクゾーの方が羨ましいよ。興味のない女の相手をしなくてもいいんだから」
「女の子から全く相手にされないってのも、それはそれで辛いものだぞ? 俺からすればモテてるお前の方が羨ましいけどな」
お互いにお互いが羨ましいとため息を吐き合う2人。
「ホッホッホ。お若いの。お困りのようだね?」
そんな悩める2人の耳にどこからか怪しい声が。声のした方を見ると、魔女の様な容姿をした老婆が椅子に座り2人をいざなっていた。
「もし2人の悩みを解決できる…かもしれない方法があるとするならば、どうする?」
謎の老婆はそう言い放った。「面白そうだ」と老婆の誘いを受け入れる2人。
「さぁ、少しの間目をつぶりな」
そして次に目を開けた時には…なんと2人の魂が入れ替わっていた。
しばらくの間、お互いに入れ替わって生活する事になった卓三と一平。
その間に卓三はひょんな事から1人の女の子と知り合いになる。クラスで「雪女」と恐れられている美少女・中島紗雪。
「一平」として紗雪と仲良くなったはずなのだが…?
※当作品はお試し連載となります。1週間ほどお試しで連載し、評判が良いようなら本格連載に入ります。
※1話2000時前後。たまにオーバーします。