あらすじ

由緒正しき魔法の名門、ソワイエ家に生まれたエルヴェは、しかし、望まれぬ子として虐げられて育った。実母は物心つく前に病死し、ソワイエ家当主の父は心を病んで幽閉。そんな父に代わりソワイエ家を取り仕切った後妻の義母は、エルヴェをたいそう疎んだからだ。
ソワイエ家の者は、義母が産んだソワイエの次男を、当然のように嫡男として扱ったので、生家にエルヴェの居場所はなかった。それでも、エルヴェは、父から受け継いでいるだろう魔法の才能で身を立てることを希望に、過酷な生活を耐え忍んでいた。
しかし、そんな十四歳の彼に突き付けられたのは、父の急逝の報せと、ソワイエ家からの追放。ふらふらと当てどなく夜道を歩いていれば、通りすがりの暴漢に襲われ、人生に絶望しかける。
そんな彼の前に、幻想的なほど美しい男が現れ、いとも容易くその暴漢を倒しては、「会いたかった」と微笑み、言い放った。
「私はスティーリア。貴方のお父様の”遺産”です」……と。
そんな謎めいた彼に保護され、今までの生活が嘘のように恵まれた生活と、溺愛を受けるエルヴェ。とある理由から後ろめたさを感じたエルヴェは、惜しみつつもスティーリアから離れようと決意するのだが……。

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アルファポリス
アルファポリス2025/04/03
  • 現在の作品なぜか俺を溺愛してくるミステリアス美人(男)が親父の遺産って、どういうこと?