あらすじ
歴史バトルロワイヤル:善と悪を考える
善とは何か? 悪とは何か?
そして、それらは本当に分かちがたいものなのか――。
人類が太古より問い続けてきた「善と悪」の本質に、時代も思想も異なる四人の歴史的知性が挑む。
登壇するのは、
理性と制度による秩序を説いた儒家・荀子
神の律法を体現する預言者・モーセ
血と権力の渦中に生きた政治の女王・カトリーヌ・ド・メディシス
そして人間の内面の矛盾を描き続けた作家・ドストエフスキー。
議題は次第に抽象から実践へ、倫理から信仰へ、そして魂の奥底へと深まり、
「人はなぜ悪を選ぶのか?」
「神の命令が悪であったら?」
「善と悪は共存するか?」
という根源的な問いがぶつかり合う。
幕間にはヨブ記をめぐる対話、悪女と呼ばれた女王の沈黙、観覧者からの問いかけ――知と感情の火花が静かに交錯する。
最後に残るのは、“正解”ではなく、“問い続ける強さ”。
対立ではなく、対話によって浮かび上がる「人間らしさ」の輪郭を、どうかあなたの心でも確かめてほしい。
善と悪の狭間に立つあなたへ――これは、今こそ語られるべき物語。