あらすじ
蒼澄灯凪は霧咲市の普通の大学に通う、どこにでもいる平凡な大学2年生。
高校1年の春に図書室で出会った雛上リルハという美少女と付き合えたことは、俺にとってはまさに奇跡だった。
卒業式に告白し、1年と少しの交際は幸せそのものだった。
大学は別々だったが週末にはいつもリルハと会い、霧深い港町で手を繋ぎ、笑い合った。不満なんてなかった。
そんな彼女の誕生日前夜、サプライズでケーキと時計を持ってアパートへ向かった。
鍵のかかっていないドアを開けると、見知らぬ靴と色っぽい声。
寝室でリルハが誰かと絡み合っていた。
男だと思ったが、それはイケメン美少女・夜奏綺羅だった。
彼女のにやっとした笑みに心が折れ、俺は逃げ出した。
自宅に戻っても現実感がなく、リルハからの連絡をブロックし、涙ながらに写真を消した。
1週間後、自暴自棄になった俺は繁華街で一人でお酒を飲んで、酔った勢いでナンパを試みる。
金髪ギャル、黒髪清楚、白髪ハーフの3人組に適当に声をかけたら、なぜか全員が「OK」と頷き、すべてが始まった。