あらすじ
【ソウマ】なあ、モトヤ。どうして俺たちの会話を配信するんだ?しかもわざわざカクヨムで。
【モトヤ】いい質問だね、ソウマくん。それはね、僕たちの会話がファンタジー界の『伝説の秘宝』だからだよ。
【ソウマ】はい出た、謎理論。その『伝説の秘宝』って具体的に何なの?
【モトヤ】うん。僕の脳内に封印された『七色に輝く会話の宝石』さ。
【ソウマ】なんで封印解いちゃったの?しまっとけよ、そんな危険物。
【モトヤ】解かざるを得なかったのさ。このままだと世界が『会話不足』という呪いで覆われてしまうからね。
【ソウマ】『会話不足』で世界が呪われるわけないだろ!SNS見てみろ、逆に会話過多だよ。
【モトヤ】ソウマくん、違うんだよ。あれは「会話」じゃなくて『電波の念波』が飛び交ってるだけなんだ。
【ソウマ】『電波の念波』って、語感だけのダジャレじゃねえか。あとSNSを妖怪のように扱うな。
【モトヤ】違うよ、SNSは『精霊』さ。毎日大量の『いいね!』を集めることで人間の精神を食べて生きてる。
【ソウマ】お前にとってSNSはどんなディストピアだよ。てか配信の話はどこ行った?
【モトヤ】配信の目的は、『ファンタジー欠乏症』の人々を救うためさ。現代人は夢とロマンを失ってるんだ。
【ソウマ】いや、十分だろ。むしろ、みんな異世界アニメやゲームで夢まみれだよ。
【モトヤ】いいや、ソウマくん。最近の人は『魔法使い』と言えば、『30歳で独身の人』を指すと思い込んでるんだ。
【ソウマ】それは事実だけど!現実的な魔法使いをイジるなよ!
【モトヤ】でも考えてごらん?魔法が使えるならまず何をする?
【ソウマ】空を飛ぶとか、瞬間移動とかかな。
【モトヤ】そんなのダメさ。正解は『ドアを開けずにトイレに入る』。
【ソウマ】なんだその無駄遣い!魔法のスケールが超庶民的なんだよ。
【モトヤ】いやいや、一度考えてみてよ。夜中のトイレは怖いでしょ?霊が待ち伏せしてる可能性があるから。
【ソウマ】夜中のトイレを怪談みたいに言うな。霊なんて待ち伏せしないし。
【モトヤ】じゃあ、夜中に『天使』がトイレで待ってるのは?
【ソウマ】それはそれで怖いわ!神秘的な雰囲気出しても、ただの侵入者だからな!
【モトヤ】ほらね、これが現代人のファンタジー欠乏症だよ。だから僕らの会話でリハビリしないとね。
【ソウマ】お前の会話でリハビリしたら現実社会に戻れなくなるよ。現実逃避が悪化するわ。
【モトヤ】僕はね、現実逃避じゃなくて、『現実追放』がしたいんだよ。
【ソウマ】意味は同じだろ!表現だけ壮大にするなよ!
【モトヤ】ソウマくん、君もファンタジーを信じてごらんよ。この世界だって、実は巨大な『ゲーム』なんだよ?
【ソウマ】まさかのシミュレーション仮説?いや、急に現代哲学ぶっ込むのやめろ。
【モトヤ】いや違うよ、これはゲームなんだ。僕らは『ラスボス』の登場を待ってるNPCなのさ。
【ソウマ】俺を勝手にNPCにするな!しかもラスボス待ちって、完全にやられる役じゃねえか。
【モトヤ】いや、違うよ。僕らはやられない。なぜならラスボスの弱点を知ってるからね。
【ソウマ】ラスボスの弱点?なんだよそれ?
【モトヤ】『笑い』だよ。僕らの会話が爆笑を誘うことで、ラスボスのHPが削れる仕組みになってる。
【ソウマ】ラスボス、どんだけ笑いに弱いんだよ!そんなゲーム誰が作ったんだよ。
【モトヤ】『神様』だよ。神はこう言ったんだ、『世界を救うのは笑いである』ってね。
【ソウマ】神、芸人みたいなこと言うなよ。信仰心が薄れるわ!
【モトヤ】そんなわけで、僕たちが配信をする理由は、世界を『笑いの光』で満たし、人類をファンタジー化することなのさ。
【ソウマ】最終的な目標が壮大すぎて怖いよ!俺もうついていけねえわ!