あらすじ
高校入学初日、俺・榊原直人のクラスには、中学時代『絶対領域の女王』と呼ばれたクールビューティ・七瀬澪がいた。誰もが憧れる彼女に話しかけることすら憚られる中、遅れて教室に現れたのは、スポーツ推薦の爽やかイケメン・橘怜。その瞬間、誰もが予想しなかった事態が起こる。「怜?」「澪!」。氷のように冷たいはずの七瀬が、橘の前でだけ、驚くほど柔らかく微笑んだのだ!
彼らはなんと幼馴染で、しかも全国レベルの競泳選手同士だった! 学校では決して見せない彼女の真剣な眼差し、弾ける笑顔、そして橘との特別な関係……。そのギャップに「脳を焼かれる」ような衝撃を受けながらも、俺たちクラスメイトは、高嶺の花の知られざる『世界』と『本当の顔』を目の当たりにしていく――。
これは、嫉妬と羨望の先に見つけた、ちょっと切なくて新しい青春の物語。