あらすじ
女性騎士エレオノーラは、戦場で同僚アレグランを庇い、頬と肩に深い傷を負った。
騎士としての道を絶たれた彼女に対し、アレグランは「責任を取る」と結婚を申し出る。
だがエレオノーラは、その申し出を最初は拒んだ。――罪の意識からの同情で、そばにいられるのは耐えられなかったからだ。
それでもアレグランは「一生、大事にする」と誓い、エレオノーラもやがてそれを受け入れる。
騎士を辞した彼女は、自身の退職金だけを元手に、小さな食堂を開き、努力の末に店は軌道に乗る。
しかし、そんな頃――アレグランは徐々に家を空けるようになっていった。