あらすじ
ゲームの中の、ただのデータが999億円で落札された。
世界的な熱狂を呼んだゲーム『マイブロッククラフト』。
美しすぎる「王宮」の発見と破壊をきっかけに、子どもたちが遊び場としていた仮想世界は「評価経済」の波に呑まれていく。
『虚構でも全人類が信じれば、現実に等しい』
評価という魔力によって金銭的価値が生まれたブロック世界。
これは、ブロックに人生を捧げた者たちの25年と、心の世界を守るために戦った少年少女の物語。
「それでも僕たちは、あの世界を本物だと思いたかった」
(※3年前に投稿した短編小説『世界観を999億円で売った男』を元にした連載です)