あらすじ

陽希は真面目で誠実な営業マン。ある日、会社から突然の辞令が下り、新規事業の営業チームに配属されることになった。その新規事業とは、異なる時代や場所へ移動し、その時代の英雄や偉人たちに現代の商品を売り込むという、突飛な内容だった。同行者は、金型工として働く職人気質の莉桜。彼女は新しいことに挑戦するのが大好きで、ポジティブ思考の持ち主だ。 初めての営業先は、紀元2世紀のローマ帝国。相手は懐疑主義哲学者のセクストス・エンペイリコスだ。持っていく商品は、まさかの「エプロン」。果たして、哲学者に現代のエプロンを売り込むことができるのか? 陽希はセクストスに対し、「エプロンは“使ってみなければ分からない”という懐疑主義にも通じる考え方だ」と説得し、なんとか納得させることに成功する。セクストスがエプロンを受け入れたことで、陽希と莉桜は初めての営業を無事に乗り越える。 その後、陽希と莉桜は様々な時代と場所へ飛び、次々と現代の商品を偉人たちに売り込んでいく。ラーマに錫製のスープスプーンセットを、ハゲネに折りたたみバケツを、ジャンヌ・ダルクには防水リュックを――。時代背景や文化の違いを乗り越え、奇想天外な商品を売りつける二人の奮闘は続く。 営業先の偉人たちの考え方や価値観をどう攻略し、現代の商品を売りつけるのか?笑いあり、困惑あり、時には感動ありの奇想天外なタイムトラベル営業記が幕を開ける!

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小説を読もう2025/03/29
  • 現在の作品偉人相手に商談!?陽希がんばります!