あらすじ
時代は1965年頃、主人公・葵は、裕福な家庭に生まれ、何不自由なく暮らしているが、両親の価値観に違和感を抱いている。彼女の家では、女性は結婚し家庭を支えることが幸せとされ、それに疑問を持つことは許されない雰囲気だった。
ある夜、葵はラジオで偶然聞いた「エンプレス」というバンドの曲に衝撃を受ける。これまで聞いたどんな音楽とも違う自由で情熱的な演奏に心を奪われ、自分の中に新しい感情が芽生えたことを感じる。
翌日、学校の音楽教師・花子先生にそのバンドの話をすると、先生もファンだと分かり、さらに興味を深める。先生の勧めで実際に歌ってみることになり、葵は自分が音楽を通じて新しい世界へ踏み出す可能性に気づき始める。
これまで家の価値観に縛られてきた葵が、音楽をきっかけに本当の自分を見つけようとする物語。