あらすじ

「お前とは婚約を解消する。この嘘つきめ」

「国を謀ったお前には王都追放を命じる」

婚約者のカイルにそう言われ、差し出された婚約宣誓書。

公爵家の子息に過ぎないカイルに追放を命じる権限はないのだが、そんな事はどうでもいい。
エメリーはまさか控えでも複写でもなく本物の婚約宣誓書を差し出された事に驚いていた。

―これは千載一遇の大チャンス?――

震える手で署名を済ませるとしてやったりの顔つきになるカイルは署名を終えたエメリーを見て胸に不安を覚えた。

満面の笑み。エメリーの手が震えていたのは歓喜から来るものだった。

エメリーは稀有な力を持つと言われていて、その力を欲した王家と公爵家によって囲われるようにカイルの婚約者にされてしまっただけ。エメリーにしてみれば大迷惑な話だった。

エメリー自身が意図せずに発してしまった力は王命により婚約者になってから発現する事がない。
その事を瑕疵にして婚約解消を目論んだカイルだったが、事態は思わぬ方向に動いていく。

追い込まれたカイルはロッカス伯爵家を訪れるが、涼しい顔でロッカス伯爵は言った。

「エメリーは放逐しました」


★↑例の如くそれはもう恐ろしく省略してます。
★3月29日投稿開始、完結は3月30日(多分)です。
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★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。

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アルファポリス
アルファポリス2025/03/29
  • 現在の作品嘘つきのままで結構です