あらすじ
「婚約破棄された公爵令嬢、聖女(自称)に復讐されるどころか、ざまあを決め込んだ結果、王太子失脚!?」
「フローレンス・ド・カリエール、お前との婚約を破棄する! 私は真の聖女であるセシリアを愛している!」
王太子エドワードの一方的な婚約破棄宣言により、社交界の話題の中心となった公爵令嬢フローレンス。だが彼女は嘆くどころか、「あら、それは結構なことですわ」と冷笑し、エドワードと“聖女”セシリアの動向を静観することに。
しかし、次第に広がる「聖女の奇跡」への違和感。王都を席巻する聖女信仰の裏には、どう考えても怪しい動きが見え隠れしていた――。
「奇跡を演出? 病を癒やした? ふふっ、よくもまあ次から次へと誇張しますわね」
「王太子の寵愛を得たつもりでしょうけれど、その“奇跡”が偽物だったとき、どうなるかしら?」
冷静沈着なフローレンスは、第二王子レオナードや公爵家の力を使い、密かにセシリアの“奇跡”の真相を探り始める。
そしてついに迎えた、王宮での「聖女審査会」。そこで暴かれた真実とは――!?