あらすじ
世界は滅び掛けた。
異星人の襲来。突如宇宙から来た生物が、攻撃を仕掛けて来たからだ。それらに対して、世界の全ての国が協力して反撃した。宇宙人の猛攻に対して、地球側も負けずの反撃。戦争は四年続き、どんどんと世界は疲弊していったが、最終的には異星人の母船を撤退させる事に成功した。
人類は、元の平和が戻るのだと歓喜した。だが、そんな人類に新たなる危機が訪れる。それは、異星人が残した残り火とも言えるもの。異星からもたらされた病原体だった。
この病原体に致死性はない。だが、生物を変貌させるという恐ろしい特徴を持っていた。変貌した生物は元の姿をある程度残しているものが多く、基本的に化物と呼べる容姿をしていた。加えて、自分達以外の生物を襲うという凶暴性を持ち合わせている。異星人の襲来で疲弊していた人類は、変異体と呼ばれるこの化物達によって、どんどんと消耗させられていった。
病原体の唯一の弱点は水中。なので、海や川の中にいる生物は基本的に変異体にはならなかった。
そんな変異体から身を守るために、一部の都市にシェルターと呼ばれる避難所を作り出した。変異体にならない魚などを獲れるようにシェルターは、海の近くに作られている。この結果、首都などの大都市や山沿いの田舎などは放棄する事になった。
ただ、病原体によって変異体にならなかった者もいた。適合者と呼ばれるその者達は、病原体によって身体の造りなどを変えられ、特殊な力を得た。超能力とも呼ばれるその力は、人類とっての希望であり、最後の砦とも呼べるものになっていった。
その適合者には、大人は少なく、ほとんどが子供だった。政府は、子供達を集めて適合者を作り出し、国を取り戻そうと躍起になる。
適合者達を戦闘出来るように訓練する育成機関を学校と呼ぶことにして、沢山の子供収容していった。
そんな中で適合者となった如月海月は、同じく適合者の大空小夜に助けられる。その出会いが、二人の運命の出会いとなる……